ワイヴァンアイエス研究所ブログ

ストレージシステムやITの技術動向やテクノロジーなどを紹介。その他、趣味的な話題もあります

サイロ

一見ITとは無関係に思える「サイロ」の話です。

サイロ(silo):
穀物や飼料用生草類を貯蔵する倉庫や容器等のこと。または弾道ミサイルの地下格納庫のこともある。周囲から隔絶されて出入口が限られた格納施設のため、英語では「窓がなく周囲が見えない」という意味がある。

一般的には、牧場の風景として、塔のようなかたちをした建物(タワー型)を真っ先にイメージされるかも知れません(実際はタワー型のサイロは現在ほどんど使われてないらしい)。

農業や酪農、または某国についての記事でもありません。

ITの世界では、「サイロ」は好ましくない状態の一つとして使われます。例えば「サイロ化したシステム」や「サイロ型システム」のようにです。

情報システムにおいて、業務プロセス、アプリケーション、サービスやデータなどが使用目的や部門ごとに連携がなく孤立していることを示します。

かつて情報システムにオープン化が到来した時期、比較的短期間で多くの情報システムを構築しなければならない状況では、全体の整合性をとるよりも部門や使用目的ごとに早くつくることが優先されました。

その結果、データ形式に汎用性がなかったり、外部との連係がとれない情報システムがあちらこちらに点在することになってしまったのです。まさに「周囲が見えない」状態のシステムがです。

現在では、業務の統合を進めたり1社内に閉じていたIT活用の範囲をグループ企業やサプライチェーンマネージメント全体に広げて効率化をはかり、競争力を高めることが求められています。

そのため、あらゆる企業で「サイロ化」したシステムから脱却する取り組みが始まりそして続けられています。

以前 DXって? で紹介した「クラウド、Software-defined、ハイパーコンバージドシステム」は、そのためのテクノロジーとして取り上げられています。


PS. 「サイロ」は、組織構造でも使われます。縦割り構造で各業務部門の活動が連動を欠いた状態を「サイロ型業務」といいます。


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[ 2017年08月24日 07:30 ] カテゴリ:ITインフラ | TB(0) | CM(0)
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