DXって?
IDC Japan主催の「Japan Enterprise Infrastructure Vision 2017」を聴講しました。
朝から夕方までのセミナーです。アナリストによる市場動向と技術動向の分析、スポンサー企業による講演と展示、そしてパネルディスカッションがありました。このイベントは、IT分野の最新情報を得るベストの機会です。
市場動向、技術動向や製品情報はもちろん得られるのですが、実はそれ以外の情報として、勢いのあるベンダーや元気のあるベンダーというのを肌で感じられます。
簡単に言うと、スポンサーとして参加できて、講演では動向を把握してビジョンを示せる、というベンダーには元気と勢いを感じます。そういったベンダーのほうが、販売店やユーザー企業には安心感を与えます(将来に不安が少ないベンダーの製品やサービスを扱うほうが安心です)。
このようなイベントにスポンサーとして参加するにはそれなりの費用がかかりますので、マーケティング予算に余裕がないと無理なのです。今回のスポンサー企業は、一社を除き全て外資企業です。最近、国産ベンダーは厳しい状況なのでしょうか。
さて、タイトルに使った「DX」については、なんだか分かるでしょうか。これはIT業界では、「デジタルトランスフォーメーション」を意味する短縮形です。IT業界でよく使われているバズワードの一つですね。
DXの内容としては、『企業や団体がクラウド・モビリティ・ビッグデータアナリティクス・SNSをベースとした第3のプラットフォーム技術を活用して、新製品・新サービス・新ビジネスモデルなどのあらたな価値を生み出し、競争において優位性を形成すること。』となります。
- クラウド(ハイブリッドクラウド、マルチクラウド)
- オールフラッシュアレイ
- Software-Defined(SDS、SDNなど)
- ハイパーコンバージドシステム
が取り上げられています。しかし、単にテクノロジーの導入だけでは済まず、組織を考え直す努力も強いられます。硬直化したままの組織のままでは、市場の変化や多様性に対応が不能だからです。新テクノロジーの導入に伴い、組織のあり方も変わらざるを得なくなる、という効果も期待できます。
変化を恐れる(or 忘れた)組織に明日はない!
聴講者の皆さんは真剣でした。セミナーでは、結構知り合いに会うことが多いのですが、彼らは受講しながらPCで業務、ブレイクタイムには電話対応をしていました。
以上、私見による記事です。
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