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大切なデータをあきらめることができますか?

 再び「バックアップ」を取り上げます。今年の5月にはテレビのニュースなどで「ランサムウェア(WannaCry)」による攻撃とその被害が話題になりました。その後も、新たな種類の日本を標的にした「Oni」も出現していて攻撃の脅威は続いています。個人ユーザーだからといって標的から除外されることはありません。

 被害や対策については、以下の二つの記事が参考になります。


 ・ ランサムウェアへの最大の防御は「バックアップ」です。
 ・ 戻せることが分かれば安心できるはず。ぜひ、訓練を。


 ・ ウイルス対策ソフトにも限界がある。
 ・「ゼロデイ脆弱性」を利用されてしまうことも十分にあり得る。
 ・ 感染してしまった場合に備える対策は、「バックアップ」に尽きる。

 記事(2/5)の中には、何物にも代えがたい「今までに撮った子供の写真のデータ」も被害に遭い、データが復旧できなかったため身代金としての「支払いに応じてしまった」被害者のことが記されています。子供の写真データでなくとも、それぞれに「大切なデータ」はどなたにもあると思います。これらは他からの代用がきかないものなので、各自で防御対策するしかありません。

 では、「Windows機能のファイル履歴や復元ポイントによるバックアップ」をしているからといって安心できるでしょうか。

 決してそうではありません!

 オンライン状態にあるデータに被害
 ランサムウェアに感染したままの状態で、バックアップしたファイル(データ)を入れてある外付けディスクやUSBスティックメモリーなどをPCに接続していれば、そのバックアップデータも感染してしまいます(暗号化されて読めなくなる)。せっかくのバックアップデータが台無しになり役に立たなくなります。(簡単に:オンライン=PCに接続する、オフライン=PCに接続しない)

 Windows領域にも影響
 ウィルスの影響がPC全体に蔓延してしまうことはよくあります。そうなるとWindows環境そのものを再構築することから始めなければならなくなります。企業ユーザーの場合はシステム管理の専任組織があって、Windows環境を元に戻してくれますが、個人ユーザーはそうはいきません。Windows環境そのものも自分自身で守らなくてはなりません。個人ユーザーこそ、その対策が必要です。

 用意するもの
 ソフトウェアはFree Editionが利用できますので費用はかかりません。しかし、最低限どうしても必要な機器があります。それは、バックアップデータを別途保管しておくストレージ装置です。バックアップは、オフライン状態にできる装置を選んで行う、これが必須で基本です。個人の使用では、USB接続ハードディスクドライブが扱いやすいでしょう。上書きできないCD/DVD/Blu-rayも選択肢となります。

 ランサムウェアでもオフライン状態のストレージに格納されたデータには手が出せません。USB接続ハードディスク装置などを利用する場合、以下の取り扱い(運用)に注意しなければなりません。

 ・ 感染した状態のPCには、決して接続しない:[オフライン状態]
 ・ バックアップやリストア作業時以外は、PCに接続しない:[オフライン状態]
 ・ PCの感染を削除して(正常な状態にして)から、接続する:[オンライン状態]


 具体的な基本的な対策(操作)は次回以降の記事といたします。以下の操作に慣れておけば、いざというときにも対応ができるようになります。複雑な操作ではなく、決まったことを繰り返すだけです。

 レスキューディスクから起動 → Windowsシステムを含めたデータをバックアップ
 レスキューディスクから起動 → Windowsシステムを含めたデータをリストア

 Backupフリーソフト(2017.06.26)でバックアップソフト3製品を紹介いたしましたが、次回以降で1製品(Macrium Reflect)に絞りバックアップとリストアの操作を説明いたします。


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[ 2017年07月09日 19:40 ] カテゴリ:バックアップ/リストア | TB(0) | CM(0)
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