バックアップについて
5月12日に個人PCのバックアップについて記事をアップしましたが、「企業の中でPC」を使っている状況と「個人でPC」を使っている状況はだいぶ異なります。
会社や団体の組織では、システム管理者がしっかりと各自のPC等を管理してくれているはずです。PCのシステム領域(Windows)と各自のデータ領域も含めてきちんと守ら
れているはずです。しかし、個人で使用しているPCは自分で守るしかありません。
れているはずです。しかし、個人で使用しているPCは自分で守るしかありません。
その「守る」有効な手段の一つがバックアップなのです。かなり強力な手段で、慣れればその手順は簡単です。ただ、データやシステムの容量に依存しますが、手間と時間がかかることがネックとなります。
通常私が行っているの方法は、5月12日の記事に書いたとおり、普段使っているWindowsを起動しないで、バックアップソフトだけが起動するLive CD(実際にはCDではなく外部接続HDD)から起動して、システム領域とデータ領域のバックアップを別の外部接続ドライブにとる作業をしています。
個人で管理するPCでは、データ領域のみならずシステム領域のバックアップも重要になります。何らかの原因(Windowsのアップデート、マルウェア、ヴィールス感染など)によるシステム障害で正常に起動ができなくなったとき、一からシステムを再構築するのは面倒でかなりの時間がかかる作業となります。正常状態のシステムのバックアップを保持していれば、それをリストアすることで再構築するよりは遙かに短時間で元に戻すことが可能になるのです。
私は、バックアップだけでなく、セキュリティ対策やメンテナンスなどを行うソフトを起動できるドライブを作成してあります。メモリーのチェックを行うMemtest86などもいれてあるので、Windowsシステムに異常があったとき、この専用のツールを入れたドライブから起動して、チェックや回復作業をおこなえます。
通常使用のWindows環境上にバックアップソフトをインストールしておいても良いのですが、それだとWindowsに障害が発生し起動できなくったときには、リストア作業ができなくなります。それが専用の別起動ドライブを用意した大きな理由の一つです。これを使えば、普段使っているWindowsが起動しなくなっても、専用の別ドライブから起動して、正常な状態を保持したシステムバックアップをリストアすることができます。事実、バックアップをとっておくことで救われたことは多々あります。
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