Gartner HCI Magic Quadrant 2020
昨年(2020)12月に Gartner 社から 2020 HCI Magic Quadrant(以下MQ)が発表されていました。今頃に取り上げることになってしまいました。
Gartner 社から2020年12月7日に発表されたレポートのタイトルは以下となっています。
Magic Quadrant for Hyperconverged Infrastructure Software
Gartner 社または Nutanix 社のこのレポートに関するサイトから登録すると上記の詳細な情報のレポートが入手できます。概要だけを把握するならレポートを短くまとめているサイトがあります。MQ のグラフも載っています。以下のリンクをご参照ください。
以下、概要
- ハイパーコンバージドインフラストラクチャの MQ の基準を改定し、HCI ソフトウェアプレーヤーのみを含めるようにした
- 基準の改定により、Cisco、Dell EMC、HPE、Huawei、Red Hat が 2020年 HCI MQのエディションから除外された
- HCI システムは、標準のハードウェアで動作するソフトウェアとして、または統合アプライアンス(ハイパーコンバージド統合システム:HCI)として利用可能になった
- HCI ソフトウェアの定義を厳格化したことで、HCI ソフトウェアは、複数のサーバープロバイダーのサーバーハードウェア上で実行されるシングルインスタンス化から、仮想化されたコンピューティング、ストレージ、ネットワーキング、およびそれらに関連する管理を提供する
- リーダーボックスで Nutanix は VMware をリードしている
- 「Challenger」は存在せず、Microsoft が唯一の「Visionary」である
- Pivot3 は、Challenger から「Niche」プレイヤーへと移行(降格)
- Scale Computing、StorMagic、Starwind は、「Niche」のボックスに昇格
- Red Hat は、対象を3つのユースケースのみに絞ったため、同社を除外した
- アナリスト(Gartner)は、MQ に含めるため HCI ベンダーが、コア IT、クラウド、エッジ、ミッションクリティカル、VDI など、少なくとも4つのユーザーケースでユーザーの要件を満たすことを要求している
いつものことで恐縮ですが、上記の記載内容は独自の理解と個人的な見解であり、間違いがないことを保証するものではないことをご了承ください。
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