ATOM Cam と仮想マシンAndroid-x86|はじめに
ネットカメラ ATOM Cam を買ってしまいました。Android や iOS デバイスに ATOM Cam アプリを入れて使うのが普通ですが、余計なひと工夫をしてみたくなりました。
Android や iOS デバイスを持っていない人(あまりいない?)でも ATOM Cam を使ってみたいときに役に立つ方法です。
Windows用にも、アプリ(β版)がリリースされていますが、使ってみると Android アプリよりも機能が少ないようで、Windows デスクトップPC での一元管理という観点からは不満があります。今回「Windows上に Android 仮想マシンを作り、その Androidで ATOM Cam アプリを使用」することにしました。
同じ方法を使えば、不要になった古いノートPC などに Android-x86 をインストールして「ネットカメラ ATOM Cam」を使うことができます。Android や iOS デバイスがなくても ATOM Cam の機能をコントロールできます(残念ながらデバイスのオン/オフや録画再生などの機能はコントロールできません。録画の開始と停止は可能です。11.17追記)
仮想マシンとしてインストールするときに、vi エディターを使う個所があるのと、キーボードが USキー配列となるので、そこが少し難しいと感じるかもしれません(このトピックに関心がある人には問題にならない?)。
使用環境
- ホストマシン:Windows 10 Pro 64bit (v2004)
- ホストOS仮想化ソフト:VMware Workstation 16 Player
- Android-x86:Release 7.1
ホストマシンは、有線LAN接続ですが(Wi-Fi接続ではありません)、ATOM Cam との接続は可能です。
Android-x86には、Release 8.1 と Release 9.0 もありますが、試した結果、ATOM Cam アプリを起動できたのは、Release 7.1 のみでした。
説明は VMware Workstation Player の実行環境がすでに構築できている前提で、以下の3部構成に分けて記載します。クリックで各編に移動します。
1.VMware Workstation Player での準備編
仮想マシンのインストールになれている方は、1と2 編は飛ばしてください。
参考)Android-x86 を VMware Workstation Player へインストールする方法は、以下のサイトが大変参考になりました。
「VMwareへのAndroid x86のインストールの方法②インストール」
以上
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