VMware Workstation Player のゲストOS を直接起動するバッチファイル
以下の環境で試しました。VMware提供のVIXを使わないで方法です。
- ホストマシン:Windows 10 Pro 64bit (v1909およびv2004)
- ホストOS型仮想化ソフト:VMware Workstation 16 Player
以前はバッチファイルを実行したときにコマンドプロンプトのウィンドウが出現しないようにするため、vbスクリプトからバッチファイルを呼び出していました(ゲストOS起動のためのバッチファイルとWshShellのRunメソッド)が、もっと簡単な方法がありました。
参考になったのが、「SCRIPT: Start a VMware Workstation With a Batch」です。 ここにある記述をもとに、VMware Workstation Player 用を作成しました。以下、1~3の手順です。
1.メモ帳のようなテキストエディタを起動して、以下のようなバッチファイルを作成
PATH "%PROGRAMFILES%\VMware\VMware Player\"
START vmplayer.exe "DriveLetter:\Folder\GuestOS.vmx"
2.バッチファイルの説明
PATH
- VMware Workstation Player がインストールされている場所を記述します
- 環境によっては、「%PROGRAMFILES%」を「%PROGRAMFILES(x86)%」に置き換えてください
START
- vmplayer.exe のパラメータとして、直接起動したいゲストOS(仮想マシン)の vmx ファイルを指定します
- ダブルクォーテーションのペアに挟んで、直接起動したいゲストOS(仮想マシン)を保存してある場所の「ドライブレター、フォルダー名、そして vmxファイル名」を記述します
3.作成したバッチファイルをファイル拡張子「.bat」で保存(例:VMguestOS.bat)
エクスプローラーから作成したバッチファイルをダブルクリックすると直接ゲストOS(仮想マシン)が起動します。このバッチファイルのショートカットをデスクトップにおいてダブルクリックしても良いです。
補足:
vmplayer.exe に 「–X」 を付けて実行すると、フルスクリーンモードでゲストOSが起動します。(START vmplayer.exe -X "DriveLetter:\Folder\GuestOS.vmx")
以上
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