2020年第1四半期のクラウドITインフラ支出は前年同期比で2%増
しかし、クラウド以外の従来型インフラへの投資は年率16%で急落
ブログタイトルと上記一行目がセットです。2020年6月29日13時37分(米国時間)のStorageNewsletter.com編集のプレスリリースのタイトルを日本語化してみました。
原題:
Cloud IT Infrastructure Spending Up 2% Y/Y in 1Q20
But investments in traditional, non-cloud, infrastructure plunged yearly 16%.
概要
- IDCによると、パブリッククラウドやプライベートクラウドを含むクラウド環境向けのITインフラ製品の販売によるベンダーの売上高は2020年第1四半期で2.2%増加したが、クラウド以外の従来型インフラへの投資は前年同期比で16.3%減少
- 2020年におけるクラウド環境と非クラウド環境のインフラ支出の格差は、イーサネットスイッチ、コンピュート、およびストレージプラットフォームという3つのITインフラドメインすべてに波及
- クラウド配備環境では、コンピュートプラットフォームが362億ドルと引き続きクラウドITインフラ支出の最大のカテゴリー。ストレージプラットフォームは8.1%増の249億ドルと最も急速に成長するセグメント。イーサネットスイッチセグメントは、対前年比3.7%で成長
- 地域レベルでは、クラウドITインフラセグメントにおけるベンダー収益の前年同期比の変化は、中国の21%増から西欧の12.1%減までと幅がある
- 長期的には、クラウドITインフラへの支出は5年間CAGR9.6%の成長で、2024年には1,056億ドルに達し、ITインフラ支出全体の62.8%を占めるとIDCは予測
- パブリッククラウドデータセンターはこのうち67.4%を占めCAGR9.5%の成長し、プライベートクラウドインフラへの支出はCAGR 9.8%の成長を遂げると予想
- 非クラウドITインフラへの支出は、2020年には幾分回復するが、5年間のCAGRは-1.6%と減少し続ける
いつものことで恐縮ですが、上記の記載内容は独自の理解と個人的な見解であり、間違いがないことを保証するものではないことをご了承ください。
以上です。
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