Program Managerがシャットダウンを妨げる?
自作のWindows 10 Proマシンで時々発生している現象があります。どのような条件で発生するのかは不明です。実害はなさそうですが、気持ちが悪くすっきりしませんので回避策をとりました。1ヶ月以上試して、この問題を回避できていると判断できるため、その方法をメモにします。
↑スクリーンショットの写真をもとに作成したイメージです
上のスクリーンショットのように約2か月ほど前から通常のシャットダウンをすると、「1つのアプリを閉じて、シャットダウンします」のメッセージ表示がかなりの頻度で出現するようになりました。シャットダウンを行う前にデスクトップに表示されているアプリをすべて終了させても、この現象は出現します。出現する頻度は、感触として3回に1回くらいでしょうか。「Program Manager」が稼働中(バックグラウンドで動作している各種サービスやプログラムの終了待ちの状態)というメッセージです。下部にはクリックできる[強制的にシャットダウン]と[キャンセル]ボタンがあります。そのままにしておいてもシャットダウンしますし、また[キャンセル]を押してもシャットダウンします。
今回は、なるべく簡単な対処法(解決ではなく回避策)をとってみました。難易度は低く、危険性も少ないと思いますので、Windowsに詳しくない方でもできると思います。もし、同様の(Program Managerがシャットダウンを妨げるような)現象が出ていたらお試しください。
1. キーボードの[Windows]キーと[R]キーを一緒に押す
2. 「名前(O):」の箇所に以下のコマンドを入力する
コマンド「shutdown /s /t 10」を、以下のように「名前(O):」に入力します。この場合の「10」は10秒後にシャットダウンさせることを意味します。
コマンドの入力が完了したら、[Enter]キーを押すか、[OK]をクリックします。
3. シャットダウンが開始する
こうすることで「Program Manager」がシャットダウンを妨げているようなメッセージを出現させずにシャットダウンができます。
リブート(再起動)においても、同様にしてコマンド「shutdown /r /t 10」を入力することで、「Program Manager」がシャットダウンを妨げているようなメッセージの出現を防げます。
すべての状況で有効ではありませんが(Windows Updateでの自動的な再起動などを除き)、少なくとも通常のシャットダウンとリブートで問題を回避できています。
ここでの例は、「10秒」後にシャットダウンするコマンドになっていますが、「5秒」を指定したければ、「shutdown /s /t 5」にしてください。「0秒」を指定すると「Program Manager」がシャットダウンを妨げているメッセージが出現したように記憶しています。
いちいちコマンドで操作するのが面倒であれば、上記のコマンドをデスクトプ上にアイコンとして貼り付けることも可能です。それは過去記事「シャットダウン用ショートカットボタンーPCの使い方を便利に!」をご覧ください。
以下は、他のサイトにあった情報です。
設定 > アカウント > サインインオプション とたどり、 「プライバシー」項目にある、「サインイン情報を使用してデバイスのセットアップを自動的に完了し、更新または再起動後にアプリを再び開くことができるようにします。」を「オフ」にする
しかし、私のPC環境においては効果がありませんでした。数回に一回は、Program Managerがシャットダウンを妨げるような表示の現象が起こります。
さらに、以下は試しておりませんが別の対処法です。
Windows 10 Proではグループポリシーで変更、またはWindows 10 Home/Proでレジストリーにいくつかのキーを追加するというものです。(以下URL)
以上です。
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