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ローマ字入力のちょっとしたコツ

ローマ字入力について初歩的な内容で、知っておくと便利な基本です。


ときどきPCの操作を教えることがありますが、その文字入力を見ると効率的観点から「もったいない」と思う入力をされている方を見かけることがあります。


多くの方には既知の内容かも知れませんが、以下は、最低限マスターすべきローマ字入力の3項目です。

撥音(はつおん)「ん」の入力

通常「ん」は、キーボードの「N」を2回続けて打ちます。


「きほ」なら、キーボード入力では「KIHONN」。しかし、「きほは」のように「ん」のあとに文字が続くときは、「KIHONHA」のように「N」は1個でよくなります。


「りご」は「RINNGO」ではなく「RINGO」、「じこう」は「JINNKOU」ではなく「JINKOU」のようにキーボードから入力するのです。そして、その後に漢字やカタカタなどに変換します。「N」個数1コの違いですが、入力文字数が多いときには労力に差が出てきます。


ただし、「ん」の後に「な行」の文字が続くとき、上の方法(「N」1個)は適用できなくなります。

「とんねる」は「TONERU」ではなく「TONNNERU」、「はんにゃ」は「HANYA」ではなく「HANNNYA」です。

促音(そくおん)「っ」の入力

単独の「っ」、キーボード入力は「LTU」または「XTU」ですね。


でも、促音「っ」は単独で出現しません。「がっこう」や「ねっと」、「めっき」などのように使われます。


「びぐ」のキーボード入力は「BILTUGU」や「BIXTUGU」ではなく「BIGGU」、「あた」なら「ALTUTA」や「AXTUTA」ではなく「ATTA」、のように子音を2回続けて打つと、入力するキー数が少なくなります。そして、その後に漢字やカタカナなどに変換、となります。これを覚えておくと、スマートにみえます。

拗音(ようおん)「ゃゅょ」の入力

単独の「ゃ」は、キーボード入力では「LYA」または「XYA」、「ゅ」なら「LYU」または「XYU」、「ょ」では「LYO」または「XYO」となります。


しかし、実際には「き」「し」「ち」「に」「ひ」「み」「り」「ぎ」「じ」「び」「ぴ」の後について出現します。「きゃ」や「しゅ」、「にゃ」、「ぴょ」などのようにです。


「き」「き」「き」は、それぞれ「KYA」「KYU」「KYO」。これは、「KILYA」「KILYU」「KILYO」より短い入力で済みます。

「ぴ」「ぴ」「ぴ」は、それぞれ「PYA」「PYU」「PYO」。これも、「PILYA」「PILYU」「PILYO」より入力が短くて済みます。

「し」「し」「し」なら、それぞれ「SYA」「SYU」「SYO」(または「SHA」「SHU」「SHO」)です。


上記から、直前の子音と「YA」「YU」「YO」を組み合わせればよいことがわかります。ゆえに、「きう」なら、「KILYOU」や「KIXYOU」ではなく「KYOU」とキーボードから入力すれば良いので、入力は楽です。


上記以外にも、「ぎゃぎゅぎょ」「じゃじゅじょ」「びゃびゅびょ」「みゃみゅみょ」「ちゃちゅちょ」「りゃりゅりょ」「にゃにゅにょ」「ひゃひゅひょ」がありますが、ローマ字入力のルールを覚えておくと、短い入力で済ませられます。


以下は、インターネット上にあるローマ字と仮名入力の対応表の例です。参考になります。



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[ 2018年07月08日 14:38 ] カテゴリ:misc. | TB(0) | CM(2)
TONNERUとHANNYAでも駄目じゃねーか
[ 2020/09/01 22:07 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
ご指摘いただきありがとうございます! 「N」1個が適用できなくなるので、「NN」でしたね。「TONNERU」→「TONNNERU」、「HANNYA」→「HANNNYA」。ご指摘の箇所を訂正させていただきました。
[ 2020/09/05 07:14 ] [ 編集 ]
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