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持ち運びできるメールクライアントソフト(Sylpheed)

スマートフォンやタブレットを携帯していれば、外出していてもメールの送受信はできます。しかし、長い文章やビジネス上のメール作成では、普段のPCで使い慣れたメールソフトを使いたくなることがあります。


そのようなとき、普段使うメールクライアントソフトをUSBフラッシュドライブにいれて借りたPCで使えれば、いつものメール環境で仕事ができます。


「Sylpheed」はPCにインストールして、通常のメールクライアントソフトとしても使いやすく十分な機能を持つメールソフトです。また、USBフラッシュドライブにいれポータブル版として構成できますので持ち運んで使うこともできます。


今回は、マイクロソフト社の無料メール(outlook.com)アカウントを使った例です。できるだけ丁寧に説明しますので、長くなります。前提として、すでにoutlook.comにアカウントを作成済みの例です。

ダウンロード

Sylpheedダウンロードページから、2012.12.29現在の最新バージョン3.6の「zipアーカイブ版」をダウンロードします。


Sylpheed_download.gif

↑sylpheed-3.6-win32.zip、osdn.jp、sraoss.jpのいずれかのリンクをクリックすると、「sylpheed-3.6-win32.zip」のダウンロードが始まります。


ダウンロードが終了したら「sylpheed-3.6-win32.zip」を解凍しますが、解凍先をUSBフラッシュドライブにします(以下に続きます)。

解凍(展開)

Sylpheed_unzip.gif

↑「圧縮フォルダー ツール」タブを開き、「すべて展開」をクリック。


Sylpheed_unzip1.gif

↑「ファイルを下のフォルダーに展開する(F):」を、使用するUSBフラッシュドライブのドライブレターを指定します。ここでは、例として「F:\」にしています


Sylpheed_unzip2.gif

↑解凍が始まりますので、終了を待ちます。


Sylpheed_unzip3.gif

↑解凍先のUSBフラッシュドライブに「Sylpheed-3.6」フォルダーが生成されています。

準備

上記の通り、USBフラッシュドライブの直下に「Sylpheed-3.6」フォルダーが作成されます。フォルダー名は変更しても動作に問題はありません。以下では「Sylpheed-3.6」フォルダーのままにして説明します。


最初に忘れないでほしい重要な作業があります。


Sylpheed_rename.gif

↑「Sylpheed-3.6」フォルダーの中に「sample-sylpheed.ini」ファイルがありますので、そのファイル名を「sylpheed.ini」に変更してください。

Sylpheedの起動(実行)と初期設定

Sylpheed_exefile.gif

↑「sylpheed.exe」のダブルクリックで起動します。


Sylpheed_mailbox1.gif

↑「メールボックスの設定」の初期設定が起動します。USBフラッシュドライブ内にあるメールボックスが指定されていることを確認します。ここでの説明例「F:\Sylpheed-3.6\config\Mailboxes\Mail」のようにです。


Sylpheed_initial2.gif

↑「新規アカウントの作成」に移ります。アカウントタイプを選択できます。


Sylpheed_OutlookCom_setting.gif

↑Outlook.comを使うため「IMAP4」を選択します。続いて「進む(F)」をクリック。


Sylpheed_Outlook_setting2.gif

↑「表示名」と「メールアドレス」を入力します。続いて「進む(F)」をクリック。


Sylpheed_Outlook_setting3.gif

↑「ユーザID」「IMAP4サーバ」「SMTPサーバ」を入力。「ユーザID」は、メールアドレスを使います。IMAP4サーバには『imap-mail.outlook.com』、SMTPサーバには『smtp-mail.outlook.com』を指定。「SSLを使用」、「SMTP認証を使用」にチェック。その後「進む(F)」をクリック。


Sylpheed_Outlook_setting4.gif

↑入力した情報に基づいてアカウントが作成されます。サーバー情報やポート番号が表示されますが、SMTPポート情報が正しくないため、このままの設定ではアカウントは動作しませんが、「閉じる(C)」をクリック。


Sylpheed_OutlookCom_passw.gif

↑パスワードの入力が求められますが、まだアカウント設定が不完全なので、「キャンセル(C)」をクリック。


Sylpheed_Outlook_setting6.gif

↑「設定」タブのメニューから「現在のアカウントの設定(P)...」を選択。


outlookcom_config1.gif

↑「アカウントの設定」が起動。


outlookcom_config3.gif

↑「SSL」タブで、IMAP4の「IMAP4の接続にSSLを使用」、送信(SMTP)の「SSLセッションの開始にSTARTTLSコマンドを使用」のボタンをチェック。「非ブロッキングSSLを使用する」はチェック。「適用(A)」ボタンをクリック。


outlookcom_config4.gif

↑「高度な設定」タブ。SMTPポートを指定で「587」、IMAP4ポートを指定で「993」を設定。「OK」で閉じる。


Sylpheed_tree_reconst_menu.gif

↑「ファイル」タブのメニューから「メールボックス」、次に「フォルダーツリーを再構築(E)」を選択。


Sylpheed_tree_reconst.gif

↑「フォルダーツリーの再構築」のダイヤログ確認で「はい(Y)」をクリック。


Sylpheed_tree_reconst_passw.gif

↑メールアカウントのパスワードを入力。


Sylpheed_outlookcom_start.gif

↑3ペイン表示の使いやすいインターフェースのSylpheedメールクライアントでアカウントが開けます。

設定や注意

スレッド表示のオン/オフは、「表示(V)」タブにある「スレッド表示(R)」のチェックで切り替えができます。


USBフラッシュドライブで持ち運びする上で重要なことがあります。USBフラッシュドライブの紛失や盗難などに備えておくことです。


パスワード入力しないとアカウントが開かないようにしておき、不慮の事故に備えます。上記までの操作では、アカウントのパスワードは保存されていません。


念のための確認ですが、Sylpheedの「設定(C)」タブから「現在のアカウントの編集(P)」または「アカウントの編集(E)」に進むと、「アカウントの設定」ウインドウになります。


Sylpheed_nopassw.gif

↑「基本」タブに入ると右下に「パスワード」を入力する項目がありますが、空欄(何も入れない)にしておきます。


アカウントを開くたびにパスワード入力を求められますが、USBフラッシュドライブの紛失や盗難などを考えるとパスワードを保存しておかないことが重要です。


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[ 2017年12月29日 20:00 ] カテゴリ:Homebuild computer | TB(0) | CM(0)
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