Intel製CPUに脆弱性
Intel製の第6~8世代CPUに深刻な脆弱性があるとの情報です。もし、ご使用のPCが2015年以降に購入されたモデルなら調べてみてはいかがでしょうか。
日本語の情報が、下記のサイトにあります。
Windows用には、検出用のGUIツールがインストールが不要な実行形式で提供されています。そのGUIツールのダウンロードとツールの説明をアップします。
検出ツールのダウンロード
Support HomeのIntel-SA-00086 Detection Toolのページから検出ツールをダウンロードすることから始めます。
↑左下の「SA00086_Windows.zip」をクリック。
↑使用条件の許諾が求められます。許諾しないと進めませんので、「I accept the ....」をクリックして「SA00086_Windows.zip」を保存する場所を決めてください。
以下では、「ダウンロード」フォルダーに保存した「SA00086_Windows.zip」を展開(解凍)する説明となります。
↑「SA00086_Windows.zip」をクリックして選択し、「圧縮フォルダー ツール」をクリック、次に「すべて展開」をクリック。
↑展開先(解凍先)の確認で、「展開(E)」をクリック。
↑展開先のフォルダーが開きますので、「DiscoveryTool.GUI」フォルダーを開きます。
検出ツールの実行
↑実行形式の「Intel-SA-00086-GUI.exe」をダブルクリックして、検出ツールのテストを開始します。
「ユーザーアカウント制御」の『このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?』という確認画面が出ますので、「はい」を押して実行します。
検出結果の画面が出ます。「リスク・アセスメント」に『このシステムに脆弱性はありません』と表示されたら、問題は無いというになります(画面のキャプチャーは、『無断での引用、転載を禁じます』とされていますので、掲載できませんことをご了承ください)。
問題があったときの対応は?
では、検出ツールで問題が検出されたらですが、Intel Supportの
Intel® Management Engine Critical Firmware Update (Intel SA-00086)ページにPCメーカーごとのリンクがありますので、そこからファームウェアアップデートの情報を得る、という流れになります。
↑キャプチャー画面に書いたように各PCメーカーへのリンクがあります。
例えば、上記からAcerやDellのリンク先の情報をみると、Release DateやTarget Release Dateに多くの『TBD』があります。これは、「To Be Determined」の略であり、まだ「未定」ということです(これからリリース日程が決定される)。
もし、ご使用のモデルのファームウェアアップデートがまだリリースされてなければ、ご使用の各PCメーカーのモデル情報を随時チェックしてリリースを待つ、というのが現時点の対応になってしまいます。
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