Fall Creators Update後のクリーンアップ
Windows 10 Fall Creators Updateを行って少しトラブルがあり、その対応についての記事は既にアップしました。今回は、Fall Creators Updater後に検討すべき作業のトピックです。
Windows 10 バージョン1703から1709へのFall Creators Updateを行った後、Cドライブの空き容量が減少していることにお気づきだと思います。
これは、前のWindowsのバージョンに戻すという「ロールバック」機能用途に古いファイルが確保されているからです。
もし、バージョン1709へアップデート後にシステムが不安定になったり、アプリケーションが正常に機能しなくなったりしたとき、このロールバック機能を使って元のバージョン1703へ戻すことができます。
今回のFall Creators Update後に、大きな問題は発生していないので、ロールバック機能を使ってバージョン1703に戻すことはない、と判断しました。そこで、システムで確保されている領域を開放し使える容量を復活させることにしました。
今後、何か問題が発生したとしても、バージョン1703時点におけるシステムのイメージバックアップは確保してありますので、ロールバック機能を使わなくとも、以前の状態へはリストア操作で簡単に戻せます。
バックアップ作成やリストア操作については、「バックアップ/リストア」カテゴリーにあるいくつかの記事が参考になると思いますのでご参照ください。
私の実際の環境では、「クリーンナップ」を行ったところ、Cドライブで17.3GBの容量を復活できました。
今回は、Fall Creators Updateで追加された「ストレージ センサー」機能を使ってみました。
クリーンナップ操作
↑デスクトップのタスクバーの左にあるウィンドウズマークをクリックして「設定」を選択(クリック)
↑「Windowsの設定」から「システム」を選択(クリック)
↑左のメニューから「ストレージ」を選択(クリック)
↑Cドライブは「143 GB 空き」と表示されています。「ストレージ センサー」項目にある「空き容量を増やす方法を変更する」をクリック
↑「今すぐ空き容量を増やす」項目の、「Windowsの以前のバージョンを削除しますか」にチェックを入れ、「今すぐクリーンアップ」をクリック
↑クリーンアップ中です。私の実際の環境では、約3分かかりました。
↑クリーンアップ終了です。「17.3 GB だけ空けることができました」という結果が表示されました。
↑Cドライブは「161 GB 空き」と表示され、クリーンアップする前と比べると、ここの表示では空き容量が(161ー143=18)「18 GB」増えたことになります。数値の丸めかたに関係しているように思います。
Fall Creators Update後、Cドライブの容量が厳しい状況でしたらお試しください。
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