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VMware Workstation PlayerでLinuxから音を出す

Mac OS X(macOS)風のGUIスタイルとジェスチャーをもつLinuxとして、Pearl Linux OS 4.0(PearlDesktop-wGnome-4.0-1-09116 amd64)の日本語表示と日本語入力などの記事をアップしてきました。


Pearl Linux OS 4.0は、説明の画面をキャプチャーするため、VMware Workstation 14 Player上に構築し操作を行いました。


もし、同じようにVMware Workstation Playerの上で、Pearl Linux OS 4.0を構築していると、ある環境条件下では「音がでない」現象が発生している可能性があります。


ホストマシン(Windows)でサウンドカードがRealtek High Definition Audio Deviceの場合に起きる現象です。


問題を起こした(問題の可能性のある)今回の環境をまとめると以下になります。

ホスト構成環境情報
■ OS:Windows 10 pro 64bit
■ サウンドカード:Realtek Hight Definition Audio Device
■ 仮想環境:VMware Workstation 14 player

上記の環境で、ゲストOS(この場合は、Pearl Linux OS 4.0)起動時に下記のメッセージが表示されます。

デフォルト サウンド デバイスを開くことができません: システムにとって範囲外のデバイス ID を使用しました。 サウンドが切断されます。

The default sound device cannot be opened:  A device ID has been used that is out of range for your system.  Failed to connect virtual device sound.


この障害対応を調べてみると、ホストOS(Windows)の「Realtek HD オーディオマネージャ」からコネクタ設定を変更すると解決する、という情報がネット上にはあります。「フロントパネルジャック検出を無効にする」にチェックを入れればVMwareのゲストLinuxで音が出るようになる、という解決策です。しかし・・・。


RealtekHDaudioManager1.gif

↑「Realtek HD オーディオマネージャ」からコネクタ設定を開いた画面です。ここで「フロントパネルジャック検出を無効にします」にチェックを入れても、問題は解決しません!


解決できたのは、VMware TECHNOLGY NETWORKにある情報でした。


文中に"Here is the real solution."とありましたので信じて試してみました。この記事の環境(Windows 7/8)と異なりホストOSがWindows 10 ですが、この方法が有効でした。


以下は、具体的な問題解決ステップを記述している箇所の原文です。

In order to solve the problem, enable the "Stereo Mix" option:


1. Right-click on the sound card volume icon in the tray.

2. Select "Recording Devices"

3. In a blank or "white" space where the recording devices are listed, right-click and enable "Show disabled devices".

4. The "Stereo Mix" option should appear.

5. Right-click on the "Stereo Mix" option, and select Enable.

6. Make sure that the virtual sound card is set to connect at startup for the guest VM in question.

7. Enjoy working sound in your Guest VMs.


If the "Stereo Mix" option doesn't appear in the recording devices panel, then you need to install the latest Realtek AC'97 codec drivers here:


http://www.realtek.com.tw/downloads/downloadsCheck.aspx?Langid=1&PNid=14&PFid=24&Level=4&Conn=3&DownTypeID=3&GetDown=false


After installation of the updated drivers, repeat steps #1-#7.


Hope this helps and makes the solution official.


適宜、補足を加えながら日本語訳を下に示します(参考です)。

問題の解決には、「ステレオ ミキサー」オプションを有効にする必要があります。

  1. トレイにあるサウンドアイコン(スピーカーのアイコン)を右クリック
  2. メニューから「録音デバイス(R)」を選択
  3. (サウンドの「録音」タブに)録音デバイスが表示されていない箇所で、右クリックして「無効なデバイスを表示」にチェックを入れる
  4. 「ステレオ ミキサー」が表示される
  5. 表示された「ステレオ ミキサー」を右クリックして、メニューの「有効」を選択
  6. ゲストOS(linux)の仮想サウンドカード設定で「起動時に接続(O)」にチェックが入っていることを確認
  7. ゲストOS(linux)で音が出るので楽しんで!

もし、「ステレオ ミキサー」オプションが「録音デバイス」パネル(サウンドの「録音」タブ)に出てこないときは、最新のRealtek AC'97コーデックドライバーを以下のリンクからインストールしてください。


http://www.realtek.com.tw/downloads/downloadsCheck.aspx?Langid=1&PNid=14&PFid=24&Level=4&Conn=3&DownTypeID=3&GetDown=false


最新ドライバーのインストールが終了したら、上記の#1~#7のステップを再度行ってください。


この方法が役に立って、公式な解決手段となることを期待しています。

私の環境では、#3の録音デバイスの表示で既に「ステレオ ミキサー」が表示されていましたので、#5の「有効」にするだけでした。


RecordingDevice.gif

↑サウンドの「録音」タブに「ステレオ ミキサー」が表示され、設定は「有効」の状態です。


そして重要なのは、上記には記述がないのですが、#6の後にホストOS(Windows)の再起動が必要でした。


Pearl Linux OS 4.0でのテストは、GNOME Flashback(Compiz)セッションにログインして行えます。


SoundSetting1.gif

↑右上の時刻を示すアイコンの左となりのアイコンをクリックして、「サウンド設定...」を選択。


SoundSetting2.gif

↑「サウンド」設定画面が開きます。右下の「スピーカーのテスト(T)」ボタンをクリック。


SoundSetting3.gif

↑左前[テスト]や右前[テスト]をクリックすると、『sound left』『sound right』の音声が出ます。


上記のようなめんどくさいテストをしなくても、Youtubeなどで音楽を聴くなどして確認しても良いですね。


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[ 2017年11月23日 21:10 ] カテゴリ:仮想マシン | TB(0) | CM(0)
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