フォント追加(ショートカットを使ったインストール方法)
そろそろ、喪中のお知らせはがきが届く季節になりました。まもなく年賀状の準備を始める時期ですね。
以前、標準フォントだけではもの足らないので、フリーの「たぬき油性マジック」フォントとそのフォントを追加する方法を「フォント追加で楽しい文書を!」でご紹介しました。
他に何か面白いフォントのインストールに挑戦されたでしょうか?
2018年は戌年なので”犬に関係するフォント”を探してみたところ、日本語は網羅されていませんが、以下のフォントが見つかりました(他にもあるかも知れません)。
※「商用利用は不可」となっているものがありますのでご注意ください。
前回の説明では、「フォントのダウンロード」、「フォントの解凍」、そして「フォントのインストール」を順に説明しましたが、「フォントのインストール」には2種類の方法があります。
前回紹介したフォントのインストールは、ストレートで簡単な方法でした。しかし、フォントの実体をシステムドライブのFontsフォルダーにコピーすることになりシステムドライブの容量を消費します。フォントの種類が多くなると、システムドライブの消費サイズも増えます。
今回は、もう一つのショートカットを利用する方法をご紹介します。個人的にはこちらの方法が好みです。
このショートカット利用したインストールの利点は、システムドライブC(HDDやSSD)の容量の節約ができることです。
フォントの実体をシステムドライブとは別のドライブ(HDD)に置いておき、ショートカットをシステムドライブのFontsフォルダーに入れます。通常その場所は、C:ドライブ > Windows > Fonts です。
今回は、「LMS This Font Is For The Dogs font」をダウンロードして使ってみます。
フォントのダウンロード
font spaceサイトから目的のフォントをダウンロードします。
↑「DOWNLOAD」ボタンをクリックして、適切な場所へ保存します。
続いて、保存したファイルを解凍します。操作は前回の「フォントの解凍」箇所を参考にしてください。
コントロールパネル操作
今回の重要な箇所です。「フォントの設定」を使います。
「コントロールパネル」⇒「デスクトップのカスタマイズ」と辿ります。
↑「フォント設定の変更」をクリック。
↑「ショートカットを使用したフォントのインストールを許可する(上級者用)(A)」にチェックを入れる。設定ウインドウを閉じる。
フォントのインストール(ショートカットを使う)
先ほど解凍したフォントを保存してある場所を開きます。「LMS This Font Is For The Dogs.ttf」というファイルがありますので、ダブルクリックします。
↑上の方にある、「ショートカットの使用(S)」にチェックをいれてから、次に「インストール(I)」をクリックしてインストールします。
↑「コントロールパネル」⇒「デスクトップのカスタマイズ」⇒「フォント」と開き、どのようにインストールされたか確認します。インストールされたフォントにショートカットであることを示す矢印のマークが示されています。
フォントの使用例
Wordで確認してみます。
↑左上のフォントを選択するドロップダウンメニューを開き下にスクロールすると、「LMS THIS FONT IS FOR THE DOGS」フォントが確認できますので、それを選択します。
↑フォントサイズを26、太字にして入力した例です。戌年らしい文字?!
フォントの削除
前回の説明と同様、そのフォントが不要ならインストールしたフォントを削除できます。操作はその「フォントの削除」箇所をごらんください。
<注意>
システムドライブのFontsフォルダーにインストールされたのは、別場所にある実体のショートカットです。ですから、元のフォントファイル実体を削除や移動するとフォントが使えなくなります。
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