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ゲストマシンのメモリトラブルがホストマシンまで影響(Page Fault)

過去に、VMware Workstation 12 Playerを使っていて遭遇したトラブル「PCを新しくした話(その3)」とその対策を「VMware Workstation Playerに戻した」として別々の記事として掲載していましたが、わかりやすいように一つにまとめておくことにしました。

環境
  • 仮想化ソフト
    VMware Workstation 12 Player
  • ゲストマシン
    OS: Windows 7 pro 64bit
    メモリサイズ: 2GB
  • ホストマシン
    OS: Windows 10 pro 64bit
    メモリサイズ: 32GB

症状(障害)
ゲストマシン(Windows 7 pro 64bit)を起動後、しばらくたつとホストマシン(Windows 10 pro 64bit)で「Page Fault in No Paged Area」というブルースクリーンのエラーが発生 (ゲストマシンのメモリトラブルがホストマシンまで影響)

状態の監視(タスクマネージャーとリソースモニターでメモリの状況を監視)
  • ゲストマシン上
  • コミット済み(コミットチャージ)と使用物理メモリーの割合は両方とも100%近くに達していた。ゲストマシンでメモリーを多く消費しているのは、Windows Updateサービスに関連するsvchost(netsvcs)というプロセス 。
  • ホストマシン上
  • コミット済み(コミットチャージ)が物理メモリーと仮想メモリーの合計値にじわじわと近づき、最終的にコミットチャージが100%に達する。 このとき、使用物理容量の使用割合は1/4以下。 メモリーのコミット済みの量は増えるのに物理メモリー使用量が連動して増えない。

対策
1. オフラインでWindows更新プログラムを適用
  • ゲストマシンでsvchost.exe(netsvcs)の負荷が高いことから、Windows Updateの負荷を抑えたい。 そのため、あらかじめ重要な更新プログラムをダウンロードしておきゲストマシンで実行(今回は、KB4015546とKB4014661)。
  • 2. ゲストマシンのセキュリティソフト変更
    • Microsoft Security Essentialsをやめて、COMODO Internet Securityに変更。
    3. 仮想プリンタを無効化
    • VMware Workstation Playerの環境設定で、「仮想プリンタを有効にする」のチェックを外す。
    4. NICを増設してdual ports化
    • dural portsにするため、以前、外しておいたNICをPCIeに増設(今回の障害に関連しないと思うが、後でdual ports構成を利用予定)。

対策の結果
上記4項目を実施後、ゲストマシン(Windows 7 pro)を起動して確認しました。 ゲストマシンのメモリが過大使用されて、ホストマシン(Windows 10 pro)上でコミットチャージが100%に迫り「Page Fault In No Paged Area」のブルースクリーンのエラーを発生するという障害(症状)は再現しなくなりました。

上記の対策項目をひとつずつ行うともっと原因追及ができたかも知れませんが、時間的な余裕がありませんでした。

ゲストマシン(OS)上のメモリトラブルがゲストマシン内だけに収まらずに、ホストマシン(OS)まで派生するのは意外でした。 Windowsのメモリ管理の問題なのか、VMware Workstationのメモリ管理の問題なのか分かりません。

4項めのNIC増設は、障害対応には無関係だと思います(ついでなので増設しただけ)。


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[ 2017年10月09日 16:03 ] カテゴリ:仮想マシン | TB(0) | CM(0)
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