- イベント 65. AppModel Runtime|パッケージ Windows の AppModel Runtime 状態を取得しているときに 0x57 で失敗しました [2020/12/16]
- A bootable device has not been detected. | ケーブルコネクタ接続不良 [2020/09/30]
- Program Managerがシャットダウンを妨げる? [2020/04/09]
- SATA Port Hot Plug [2020/03/29]
- Thunderbird「・・・との接続が切断されました」。なのでDNSを変更 [2019/02/01]
- アクションセンターに通知が一切表示されない問題(version 1809) [2018/12/02]
- EaseUS Partition Master Professional:続編[2] [2018/10/25]
- EaseUS Partition Master Professional:続編[1] [2018/09/27]
イベント 65. AppModel Runtime|パッケージ Windows の AppModel Runtime 状態を取得しているときに 0x57 で失敗しました
Windows 10 Pro 64ビット version 2004 で発生していたエラーです。
イベントビューアーを見ていたら、version 1909 では発生していなかった上記タイトルのエラーが目につきました。
しかし、特に作業や操作に実害がないので、放置していました。
最近になって、version 20H2 の更新通知が来たので更新したところ、version 20H2 に更新してから5日経ちますが、イベントビューアーに上記エラーの新たな記録はされていません。20H2 で解決したようです。今回の記事は単なる情報になってしまいました。
以上
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A bootable device has not been detected. | ケーブルコネクタ接続不良
2014年に構成した自作PCで、「A bootable device has not been detected.」で Windows が起動できなくなりました。マザーボードは、「Intel Desktop Board DH8RL」です。
実際のモニター画面の写真(フォーカスが合っていないですが)。
起動時に BIOS に入りデバイスを調べてみると、システム用に使っている SSD は認識しています。電源を一旦切断して再度投入すると、問題なく起動します。
この現象が何度か起こり始めたので、システム領域とユーザー領域のバックアップを行いました(SSD に障害が発生している可能性があるため)。現象を繰り返すうちに「BIOS has detected unsuccessful POST attempt(s).」というメッセージが出現しました。
実際のモニター画面の写真(フォーカスが合っていないですが)。
PC起動時に BIOS に入って調べてみると、起動に使っている SSD が認識されなくなっています。Windowsシステム用途の SSD に障害が発生したなら、交換しなければなりません。
PCのケースを開けて調べてみると、SSD に接続している SATA コネクターが外れかけていました。これが起動不安定の原因でした。SSD 自体ではなくケーブルコネクタ接続不良だったので対応が簡単に済んで助かりました。
コネクタを接続し直して電源投入した結果、何の問題もなく Windows が起動します。6年前に組み立てた PC ですが、まだまだ使い続けられます。旧式ですが、32GBのメモリーを搭載してますので、動作スピードに不満はありません。
以上です。
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Program Managerがシャットダウンを妨げる?
自作のWindows 10 Proマシンで時々発生している現象があります。どのような条件で発生するのかは不明です。実害はなさそうですが、気持ちが悪くすっきりしませんので回避策をとりました。1ヶ月以上試して、この問題を回避できていると判断できるため、その方法をメモにします。
↑スクリーンショットの写真をもとに作成したイメージです
上のスクリーンショットのように約2か月ほど前から通常のシャットダウンをすると、「1つのアプリを閉じて、シャットダウンします」のメッセージ表示がかなりの頻度で出現するようになりました。シャットダウンを行う前にデスクトップに表示されているアプリをすべて終了させても、この現象は出現します。出現する頻度は、感触として3回に1回くらいでしょうか。「Program Manager」が稼働中(バックグラウンドで動作している各種サービスやプログラムの終了待ちの状態)というメッセージです。下部にはクリックできる[強制的にシャットダウン]と[キャンセル]ボタンがあります。そのままにしておいてもシャットダウンしますし、また[キャンセル]を押してもシャットダウンします。
今回は、なるべく簡単な対処法(解決ではなく回避策)をとってみました。難易度は低く、危険性も少ないと思いますので、Windowsに詳しくない方でもできると思います。もし、同様の(Program Managerがシャットダウンを妨げるような)現象が出ていたらお試しください。
1. キーボードの[Windows]キーと[R]キーを一緒に押す
2. 「名前(O):」の箇所に以下のコマンドを入力する
コマンド「shutdown /s /t 10」を、以下のように「名前(O):」に入力します。この場合の「10」は10秒後にシャットダウンさせることを意味します。
コマンドの入力が完了したら、[Enter]キーを押すか、[OK]をクリックします。
3. シャットダウンが開始する
こうすることで「Program Manager」がシャットダウンを妨げているようなメッセージを出現させずにシャットダウンができます。
リブート(再起動)においても、同様にしてコマンド「shutdown /r /t 10」を入力することで、「Program Manager」がシャットダウンを妨げているようなメッセージの出現を防げます。
すべての状況で有効ではありませんが(Windows Updateでの自動的な再起動などを除き)、少なくとも通常のシャットダウンとリブートで問題を回避できています。
ここでの例は、「10秒」後にシャットダウンするコマンドになっていますが、「5秒」を指定したければ、「shutdown /s /t 5」にしてください。「0秒」を指定すると「Program Manager」がシャットダウンを妨げているメッセージが出現したように記憶しています。
いちいちコマンドで操作するのが面倒であれば、上記のコマンドをデスクトプ上にアイコンとして貼り付けることも可能です。それは過去記事「シャットダウン用ショートカットボタンーPCの使い方を便利に!」をご覧ください。
以下は、他のサイトにあった情報です。
設定 > アカウント > サインインオプション とたどり、 「プライバシー」項目にある、「サインイン情報を使用してデバイスのセットアップを自動的に完了し、更新または再起動後にアプリを再び開くことができるようにします。」を「オフ」にする
しかし、私のPC環境においては効果がありませんでした。数回に一回は、Program Managerがシャットダウンを妨げるような表示の現象が起こります。
さらに、以下は試しておりませんが別の対処法です。
Windows 10 Proではグループポリシーで変更、またはWindows 10 Home/Proでレジストリーにいくつかのキーを追加するというものです。(以下URL)
以上です。
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SATA Port Hot Plug
使用しているWindows PC(自作)の設定記録です。
内蔵HDD(SATA)が「ハードウエアの安全な取り外し」に表示されていて、それを非表示にしたいときの参考になるかと思います。

↑USBフラッシュメモリーを接続していないのですが、USBデバイスのアイコンが表示されています(点線の赤丸部)。

↑USBデバイスのアイコンをクリックすると、内蔵のSATA HDDが「ハードウエアの安全な取り外し」に表示されています(点線の赤丸部)。
上のスクリーンショットのように表示されているのは、ホットプラグ機能がマザーボードとHDDでサポートされているので故障ではありません。しかし、内蔵HDDのホットプラグを利用することはない(PCケースのHDD用ベイがそれ用にできていない)ので非表示にすることにしました。
- 接続HDDの Bus Numberをレジストリに「TreatAsInternalPort」キーとして追加する、という方法を試しましたが、効果はありませんでした。
- BIOS設定を変更して非表示にしました(以下は、マザーボードに「X570 AORUS PRO」のAmerican Megatrends Inc. バージョンF10での設定です)。
起動時にBIOS設定に入り、「Settings」タブから以下のようにたどります。
IO Ports > SATA Configuration > Chipset SATA Port Hot Plug
そして、項目の値を「Enabled」 ⇒ 「Disabled」に変更します。
その結果、内蔵SATA HDDはUSBデバイスの「ハードウエアの安全な取り外し」に表示されなくなりました。↓

なお、上記のBIOS設定は各マザーボードやバージョンによって異なります。ご使用製品のマニュアル等に目を通してから操作してください。
以上です。
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Thunderbird「・・・との接続が切断されました」。なのでDNSを変更
クライアントメール(メーラー)として、今はThunderbirdを使っています。約半年くらい前から、メーラー反応がなんとなく鈍いように感じることが多くなりました。
おまけに、メッセージ「サーバーimap.gmail.comとの接続が切断されました。サーバーがダウンしたか、ネットワークに問題があるかもしれません」が多く出現するようになりました。実際の出現メッセージは以下です。

それで昨日、思いつきでDNSを変更してみました。これまではプロバイダーのDNSをルーターに設定していましたが、無料で使える他のDNSに変更しました。
無料で使えるDNSサービスとして、OpenDNSやGoogle Public DNS、Quad9、Norton ConectSafe、Cloudflareなどがあります。この中のどれでも良いのですが、OpenDNSを使ってみました(目的やお好みで選択可)。
約2日経ちましたが、上記のメッセージ(・・・との接続が切断されました)は出現しなくなりました。メーラーThunderbirdの動作も軽快です(数値的な根拠はありませんが)。
なお、DNSの設定はLAN内の各PCやデバイスではなく、ブロードバンドルーターで行っています。
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アクションセンターに通知が一切表示されない問題(version 1809)
Windows 10をversion 1809にしたマシンで、アクションセンターに通知が表示されない状態になりました。
何らかの通知があるとタスクバーの右下端にある「アクションセンター」のアイコンに通知数が表示されます(アイコンを拡大してます)。このアイコンをクリックすると、通常なら通知内容が表示されます。
しかし、通知情報は何一つ表示されません。
解決方法は、海外の情報にありました(リンクあり)。
Fix Action Center Doesn’t Show Notifications in Windows 10 version 1809
以下の操作になります。
ショートカットキー[Win]+[I]で上記の「Windowsの設定」を開いたら、[プライバシー]をクリック。
続いて、「バックグラウンド アプリ」の「アプリのバックグラウンド実行を許可する」のスイッチを「オン」にする。各個別のアプリは「オフ」でも構いません。
この後、Windowsを再起動させます。以上の操作でアクションセンター上の通知が正常に表示されるようになりました。
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EaseUS Partition Master Professional:続編[2]
EaseUS Partition Master 12.10(以下epmと表記)の操作説明の続編その2です。
1台のドライブ上に2個のパーティションがあるストレージ構成はよく見かけるパターンです。CドライブとしてWindowsのOSが入っていて、ユーザーデータ用としてDドライブがある構成です。
上記のストレージ構成(CおよびD)でPCを使っているうち、Windows OSを入れているCドライブ(正確にはパーティション)の容量に余裕がなくなってきた場合、パーティションを操作してCドライブの容量サイズを増やす必要が出てくることがあります。そのとき、まだDドライブ(正確にはパーティション)に余裕があれば、Dドライブのサイズを縮小して、その分をCドライブに割り当てることができます。
今回は、この操作を行ってみます。簡単な操作です。
操作前のエクスプローラーでドライブの状態を示すスクリーンショット
この状態では、Cドライブ(正確にはパーティション)に十分に余裕があるのでサイズを増やす必要はないのですが、この例を使ってDドライブ(正確にはパーティション)のサイズを約10GB縮小し、Cのサイズを約10GB増やす操作を説明します。
大まかな手順は以下となります。
- Dのサイズを削り、未割り当て領域を作成
- 上記の保留した操作を実行
- 未割り当て領域を使って、Cのサイズを増やす
- 保留した操作を実行
Dパーティションのサイズを縮小し、未割り当て領域を作成
epmを起動して、上記項目の1と2を行います。
「D: Data」を右クリックしてメニューを表示し、[パーティションのサイズ調整/移動]をクリック
「パーティションのサイズ調整/移動」のウインドウが表示。Dパーティション領域の前側(左側)に「未割り当て領域」を作るため、左端にあるハンドルを右にスライド
約10GBの領域を確保。[OK]をクリック
約10GBの「未割り当て」領域を作成する処理が保留中。[適用]をクリック
「変更を適用」のウインドウが表示されるので、[OK]をクリック
処理の状況を示す「変更を適用」のウインドウが表示される
「完了」ウインドウが表示されたら、[OK]をクリック
未割り当て領域を使ってCパーティションのサイズを増加
「未割り当て領域」を確保できたので、Cパーティションのサイズを増やす操作を行います。
「C: Windows10」を右クリックしてメニューを表示し、[パーティションサイズの調整/移動]をクリック
「パーティションのサイズ調整/移動」のウインドウが表示。Cパーティション領域の後側(右側)にあるハンドルを右端までスライド
「未割り当て領域」がなくなり、Cのサイズが約10GB増加することになる。[OK]をクリック
上記の保留中の処理「パーティションのサイズ調整...」を[適用する]
「変更を適用」のウインドウが表示されるので、[OK]をクリック
処理の状況を示す「変更を適用」のウインドウが表示される
「完了」ウインドウが表示されたら、[OK]をクリック
保留の処理が終了した状態。Cパーティションのサイズが約10GB増えて、Dパーティションのサイズは約10GB減っている
エクスプローラーで操作後のドライブ(正確にはパーティション)の状態を確認。Cドライブ(正確にはパーティション)のサイズが約10GB増えて、Dドライブ(正確にはパーティション)のサイズは約10GB減っている
Windowsを再起動させる必要がなく、簡単にCドライブ(正確にはパーティション)のサイズを増やすことができました。
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EaseUS Partition Master Professional:続編[1]
EaseUS Partition Master 12.10(以下epmと表記)の操作説明の続編です。いろんな機能を紹介しています。今回は、Windowsシステムを含まないパーティションの分割と統合(マージ)の機能です。
前回の1回目となるepm紹介では、「データ1(E:)」パーティションを作成しました。今回は、このパーティションを分割して新たに「データ2(F:)」パーティションを作成します。その後、これら「E:」と「F:」パーティションをひとつにまとめる(マージ)作業を行ってみます。
epmの機能としては、
- パーティションを分割しても、もとのデータが保持される
- 二つのパーティションをマージしても、もとのデータが保持される
となるのですが、特に2の場合にどのような状態になるか興味があります。
最初の状態をエクスプローラで表示。デバイスとドライブ項目に、「Windows10(C:)」と「データ1(E:)」が表示されます。ここにある「E:」を二つに分ける操作を行います。操作が終了すればシステムには、ドライブが合計3台として見えることになります。
「データ1(E:)」の中には、「フォルダー1」といくつかのデータを入れてあります。この「データ1(E:)」を分けても、この中にあるデータ(ファイル)は維持されます。
パーティションの分割
では、最初にパーティションの分割から始めます。epmを起動します。
「E: データ1」をクリック ⇒ 右クリックでメニューを表示 ⇒ メニューから[パーティションのサイズ調整/移動]をクリック。
パーティション調整用のウインドウが開きますので、右にあるハンドルを左にドラッグ。
「未割り当て領域 後:」に新たな領域、この例では「E: データ1」の右側に『未割り当て』、が作成される操作の準備できました。[OK]をクリック。
「保留中の操作」の箇所に、『パーティションのサイズ調整...』が表示されています。続いて、
作成した『未割り当て』をクリック ⇒ 右クリックでメニューを表示 ⇒ [パーティションを作成]をクリック
新パーティション作成用のウインドウが開きます。パーティションラベル項目に「データ2」と入力。ここではドライブレターを「F:」にし、ファイルシステムは「NTFS」、クラスタサイズは「4KB」とします。大抵はこのままでOKですが、目的によって適宜変更してください。[OK]をクリック。
「保留中の操作」の箇所に、『パーティションを作成 ディ...』が追加されています。[変更を適用]マークをクリック
保留中の2操作を「適用」するかの確認です。[OK]をクリック
処理が進行します。
2操作が完了。[OK」をクリック
処理完了後の状態です。保留中の操作は残っていないことがわかります。
エクスプローラーで、ドライブを表示します。目的通り、『データ2(F:)』が作成されました。データ1(E:)には元のファイルが残っているかを確認します。
元のフォルダーとファイルは保持されています。(ここでは表示を省きますが、フォルダー1の中にあったファイルもきちんと保持されています)
続いて、統合(マージ)の操作です。
パーティションの統合(マージ)
今度は、「E」と「F」パーティションを統合(マージ)してみます。別々の「E」と「F」を新しい「E」に一つにまとめる操作です。
データ2(F:)に入れたファイル(画像)です。これがマージ後どのようにまとめられる(保持される)のかを試してみます。
こちらは、データ1(E:)の中にあるファイル(データ)です。
epmを起動 ⇒ 「E: データ1」をクリック ⇒ 右クリックしてメニューを表示 ⇒ メニューから[パーティションをマージ]をクリック
パーティションマージ用のウインドウが表示。[F: データ2]にチェック。ここでは、[選択したパーティションを以下とマージ:]項目で「E: データ1]を選択。[OK]をクリック
「パーティションにファイルシステムをチェック」ウインドウが表示され、終了すれば自動的に閉じます
保留中の操作の箇所に『パーティションをマージ...』が表示されます。[変更を適用]マークをクリック。
保留中の1操作を「適用」するかの確認です。[OK]をクリック
処理が進行します。
1操作が完了。[OK」をクリック
処理完了後の状態です。保留中の操作は残っていません。「E: データ1」と「F: データ2」がマージされた「E: データ1」が作成されました。
エクスプローラー表示でドライブを確認します。当初の目的通り、『データ1(E:)』が出来ています。
最初から「データ1(E:)」に入っていたファイルは、保持されています。新しいフォルダー『Local Disk F_924201884』が出来ています。これがマージ前に「データ2(F:)」に入っていたファイル一式です。フォルダーには自動的に元のパーティションレターと処理を行った年、月、日、時刻を使って命名されています。「2018年9月24日 8時4分」に処理したため、『9月24日2018年8時4分』の並びで、『924201884』となります。
そのフォルダー「Local Disk F_924201884」の中を見ると、マージ前のデータが残っています。
以上のように、epmはパーティションの分割や統合に使ってみましたが、操作は簡単です。
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