- Pearl Linux OS 4.0(PearlDE-FXデスクトップ)天気情報と時刻表示の変更 [2017/11/10]
- ttf-mscorefonts-installerパッケージのインストール [2017/11/08]
- Pearl Linux OS 4.0 日本語の表示と入力 [2017/11/07]
- Mac OS X 風のPearl Linux OS 4.0 [2017/11/05]
- インストールされているFlash Playerのバージョンを調べる [2017/05/29]
- ubuntu 17.04にFlash Playerをインストール [2017/05/18]
- Lubuntu 14.04 リモートデスクトップ構築の備忘録 [2014/10/28]
Pearl Linux OS 4.0(PearlDE-FXデスクトップ)天気情報と時刻表示の変更
これまで3回に分けて、Pearl Linux OS 4.0 のインストールと設定、日本語表示と日本語入力、ttf-mscorefonts-installerのインストールと説明をしてきました。
この段階では、多分、PearlDE-FXセッションにログインしたときにデスクトップの上にあるパネルに、「No Data」と表示されている箇所があるかと思います。
↑この箇所には本来なら「天気情報」が表示されます。また、その横にある「時刻情報」が日本時間とは異なっているかも知れません(赤い楕円の箇所)。
作業の順番として、まず、「No Data」を解決し、その後お住まいの場所に合わせた設定を行うことにします。
今回は、コマンド入力を行う処理が入ります。でも簡単な1行です。その1行だけで、「No Data」が本来の「天気情報」表示に回復します。
天気情報の表示
「No Data」を解決してから、住まいの地域の表示に変えます。
「No Data」表示の解決
↑ドックから「Xfce Terminal」を起動。
↑「半角/全角」キーを押して英数字入力に切り替えて、以下のコマンドを入力した時の画面です。
コマンドプロンプト(画面では「yvrl@pearl-vm: ̄$」)の後の赤線部のように、上のコマンドを入力してEnterキーを押しますと、パスワードの入力を求められます(緑の四角部)。Peral Linux OSインストール時に設定したパスワードを入力してEnterキーを押します。(注:パスワードは表示されません)
↑処理が進みます。処理に時間がかかることがありますので終了まで待ちます。再びコマンドプロンプトが表示されたら終了です。
↑ログアウトして再ログインすると、「No Data」ではなくなり「天気情報」が表示されます。
天気情報の表示をお住まいの地域に変更
天気情報を確認してから、変更します。
↑マウスポインターを「天気情報」アイテムに重ねると詳細が出ますが、場所が「Huntsville(米国)」に設定されています。単位も華氏、インチ、フィートで表示です。ここを変更します。
↑「天気情報」アイテムを右クリックしてメニューから「Properties」を選択します。
↑「地域(L):」タブの「地域(N):」項目の右にある「変更(C):」をクリック
↑「場所の検索」画面がでてきます。「Find」の左横にある入力欄に地域を入力します。以下の例では、「東京都千代田区」を例とします。実際にはお住まいの地域情報(xxx市xxx区など。「xxx県」は不要)を入力してください。
↑日本語で「東京都千代田区」と入力して、「Find」をクリックすると候補地域が「結果」にリストで表示。この例では、「千代田区、東京都、日本」が選択されています。良ければ右下の「OK」をクリック。
↑変更が反映されました。「タイムゾーン(T):」も「Asia/Tokyo」に変わりました。しかし、時刻表示は日本時間に変わりません。ここは別の項目(時刻アイテム)の設定変更が必要です(後にします)。
↑「単位(U)」タブを選び、この中にある項目を上から順に、摂氏、ヘクトパスカル、メートル毎秒、メートルに変えます(画面を参考にしてください)。項目をクリックして選択するだけですから簡単です。右下の「Close」をクリックして閉じます。
↑千代田区の天気情報が表示されました。各数値の表示も日本で使う単位に変わりました。
時刻表示の変更
続いて「時刻」表示を日本時間に変更します。
時刻表示を日本時間に変更
↑「時刻」アイテムを右クリック。メニューから「Properties」をクリックします。
↑「America/Chicago」を「Asia/Tokyo」に変え、右下の「Close」ボタンをクリックして閉じます。
↑天気情報と時刻情報に変更が反映された画面です。
作業は、以上で終了です。
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ttf-mscorefonts-installerパッケージのインストール
↑Pearl Linux OS 4.0(neeko)のスターウォーズ風のスクリーンセーバーです(単なる参考)。
前回記事の最後で予定した、ttf-mscorefonts-installerパッケージインストールの問題、に対応する記事です。コマンド入力処理を行わない方法を説明します。
対処の内容は「Ubuntu 16.10 その84 - ttf-mscorefonts-installerのインストールに失敗する問題」を参考にさせていただきました(PearlDE-FXに合わせた操作に変更していますが、作業の流れはそのままです)。
Pearl Linux OS 4.0 (neeko)にログインしているときに、以下の画面が出現する場合の対応になります。↓
ポップアップされたウインドウにある「この操作を今すぐ実行する(R)」をクリックすれば、良さそうなのですが・・・効果がありません。失敗します。下の画面が一瞬出てすぐ消えます。ダウンロードが進みません。↓
ちなみに、「Synaptic Package Manager」を使ってもインストールできません。
Debパッケージのダウンロード
まずSeamonkyなどで、以下にアクセスします。
「ttf-mscorefonts-installer_3.6_all.deb のダウンロードページ」
↑どのサイトでも良いので、クリックします。
↑保存(Save File)します。「Save File」項目にチェックがあることを確認して「OK」ボタンをクリック。
↑保存する場所を決めます。この例ではログインユーザーのディレクトリ下の「Downloads」ディレクトリーに保存されます(以下では、この「Downloads」ディレクトリに保存した前提の説明になります)。「Save」ボタンをクリック。
↑ダウンロードが始まり、短い時間で終了します。このウインドウを閉じます。Seamonkeyなども閉じて構いません。
Debパッケージのインストール
ここからパッケージのインストールの操作です。
↑ドックから「Thunar ファイルマネージャー」を起動します。
↑右下の方に「Downloads」ディレクトリがあります。ダブルクリックして開きます。
↑中に「ttf-mscorefonts-installer_3.6_all.deb」が見つかります。
↑右クリックしてメニューの「アプリケーションで開く」→「GDebiパッケージインストーラーで開く」と辿ります。
↑「パッケージをインストール(I)」をクリック。
↑パスワードを入力。
↑パッケージのインストールが終了。
↑状況の表示。インストールが完了しました。画面を閉じます。
以上で、ttf-mscorefonts-installerパッケージインストールは終了しました。「追加のダウンロードに失敗」というメッセージは出現しなくなります。
PearlDE-FXセッションのデスクトップ画面の上部に、「天気情報」を表示する箇所(パネル)があるのですが、「No Data」となっていて正常に表示されていないかも知れません。次回は、それを解決し、お住まいの地域に変更する設定を行ってみます。
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Pearl Linux OS 4.0 日本語の表示と入力
前回の記事「Mac OS X 風のPearl Linux OS 4.0」で導入は済んでいますが、今回は文字化けを解消し、日本語の表示と入力を可能にする方法の説明です。
まず表示状況を確認しておきます。「PearlDE-FX」セッションにログインします。
↑ログインした状態です。ドックから「Seamonkey」を起動します。
↑「Seamonky」でgoogle.co.jpを表示。明らかに日本語箇所が文字化けしています。
日本語表示の設定
最初に日本語表示を可能にする作業です。
↑ドックから「Pearl System Control」を起動。
↑「Synaptic Package Manager」をクリックして起動。
↑「Synaptic Package Manager」操作には、特権が必要。インストール時に設定したパスワードを「Password:」の箇所に入力。
↑右上にある「Search」をクリックし検索ウインドウを開き、「fonts ja」で検索。「fonts-ipaexfont」「fonts-ipafont」「fonts-takao」の3項目をひとつずつ右クリックして「Mark for Installation」をクリックして選択。依存関係が表示されたら、「Mark」をクリック。
↑続いて「language-pack-ja」で検索。「language-pack-ja」が表示されたら右クリックして「Mark for Installation」をクリック。
↑依存関係が表示される。「Mark」をクリック。
↑上部の中間にある「Apply」をクリック。
↑適用して良いか確認の画面。「Apply」をクリック。
↑インストールが進行。終了したら「Close」をクリック。ここで再起動。
↑右上の日時フィールドの文字化けが解消。ログインする前にセッションの言語を「Japanese」に変更。その後ログイン。
↑ドックから「Seamonky」を起動して表示を確認。文字化けが消え、日本語が表示。
↑メニューも日本語表示。
日本語入力の設定
続いて、日本語入力を可能にします。操作は、上記と同様の「Synaptic Package Manager」を使いますので、キャプチャ画面と説明を省略している箇所があります。
↑ドックから「Pearl System Control」→「Synaptic Package Manager」とすすみ、パスワードを入力して開くと、Synapticは日本語表示になっています。
↑「Synaptic Package Manager」で「検索」をクリックし、検索ウインドウに「fcitx-mozc」を入力。出てきた「fcitx-mozc」項目を右クリックしてメニューから「インストール指定」。(画面をキャプチャしていません。済みません!)
↑依存関係の確認。「マーク(M)」をクリック。
↑「適用」をクリック。
↑適用の確認がでたら、「Apply」をクリック。
↑インストールが進行。終了したら、「Close」をクリック。
↑左上の「Pearlマーク」からメニューをたどり「Fcitx 設定」をクリック。
↑「Input Method Configuration」の「Input Method」タグで「Mozc」があることを確認(もし無ければ、下部の「+」をクリックして現れる追加メニューから「Mozc」を追加)。
↑「Mozc」をメニューの最上位に上げる(下部にある上矢印「↑」を使う)。
↑続いて「Global Config」タグ。日本語入力切り替えに「半角/全角」キーに割り当てる作業です。最上行「入力メソッドのオンオフ」の「Zenkakuhannkaku」となっている箇所をクリックして、キーボードの「Esc」を押す。次に「Ctrl+Space」と箇所をクリックして、キーボードの「半角/全角」を押す。その結果、下の設定に変わります。↓画像を参照してください。
ここで、日本語入力ができるか確認します。「Seamonkey」の検索に日本語を入力してみます。
↑「Seamonkey」の検索箇所に日本語を入力して確認した画像です。「半角/全角」キーが切り替えに設定されています。日本語入力が優先されていますので、英数字の入力は、「半角/全角」キーを押してから入力できます。
日本語の表示と入力の基本的な設定は以上で完了です。
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Mac OS X 風のPearl Linux OS 4.0
その昔、職場でApple Lisaの洗練されたGUIに感心したことを覚えています。当時は、キャラクターベースのダム端末で仕事をしていましたので、文化というか発想の違いを実感したことを思い出します。
初めて個人で購入した製品としてのPCはMacでした。それからしばらくMacには触れる機会が無くなってしまいました。ちょっとMacのユニークさにまた触れてみたいと思っても、購入するとなると、それなりの出費を覚悟しなければなりません。
無償でMac風の環境を手に入れる手段として、Linuxの中にそれらしきdistroを探してみますと、「elementary OS」がよく知られていて、web上に多くの情報がアップされています。
さらに海外の情報サイトを検索してみたら、「Pearl Linux OS」もMac風のGUIを持っていることが分かりました。しかしながら、web上に情報は多くはありません。
「Pearl Linux OS」サイトの説明をみると、Ubuntu 16.04 LTSがベースの「Pearl Linux 4.0 (neeko)」がよりOS Xに似たスタイルとジェスチャー効果が期待できそうでした。↓
その日本語表示と日本語入力にチャレンジしてみました。メニューのすべてが日本語にはなりませんが、webブラウザーやテキストエディタで日本語表示と日本語入力はできるようになりました。その情報を覚え書きとして掲載します。
もっとスマートな方法があるのかも知れませんが、できるだけコマンド入力は避けて、可能な限り導入されているGUIのツールを使うことにします(アップデートのためコマンドの処理が1カ所だけあります)。
注記:説明上、画面をキャプチャーするため環境構築はVMware Workstation 14 Player上で行っています。
Pearl Linux OS 4.0のダウンロード
インストール用のiso形式のファイルを入手します。
ダウンロードサイト
sourceforge.netのPearl Linux OS 4.0ページから、「PearlDesktop-wGnome-4.0-1-091116_amd64.iso」をダウンロードします。
そのisoをDVDまたはUSBスティックメモリに書き込んでインストールできるようにします。
Pearl Linux OS 4.0のインストールと設定
インストールとログイン後の作業を説明します。
インストールの準備
上記で準備したDVDまたはUSBスティックメモリから起動できるように必要に応じてBIOSなどの設定を行います。
インストール
DVDまたはUSBメモリスティックをセットして起動します。
↑最初の画面。最上行のLiveモードで起動。
↑起動中。
↑起動直後のデスクトップ画面。画面の左側にある「Install PearlDeskt...」をクリックすると、インストールが開始。
これ以降の選択肢は、すべてシステムが提供する「規定値」で進めます。
↑「Welcome」画面。システムで使用する言語の選択。「English」で進めます。
↑試しにメニューをスクロールして、「日本語」があるか確認しましたが、文字化けして確認できません。「English」のままにして、「Continue」ボタンをクリック。
↑「Preparing to install ...」画面。インストール中に更新を適用し、3rdパーティ製の各種ソフトもインストールしますので、2項目ともチェック。「Continue」ボタンをクリック。
↑「Installation type」画面。ディスクを消去してからインストール、なので「Erase disk and install PearlDesktop」をチェック。「Install Now」ボタンをクリック。
↑ディスク構成の確認。「Continue」ボタンをクリック。
↑再度「Installation type」の画面がでて、少し時間がかかり自動的に次に進む。
↑「Where are you?」画面。地域の選択では「Tokyo」のままにし、「Continue」ボタンをクリック。
↑「Keyboard layout」(キーボードレイアウトの)設定。「Japanese」と「Japanese」を選択のまま「Continue」ボタンをクリック。
↑「Who are you?」画面。ログイン時に使われるユーザー名(Your name)、コンピューター名(Your computer's name)、略名(Pick a username)、ログインのパスワード(Choose a password、Confirm your password)を入力。注意として、キーマップが日本語キーボードに対応していない可能性があるので、パスワードには記号を使わないでおいた方が安全です。入力完了後、「Continue」ボタンをクリック。
↑入力した設定値を使って、ディスクへのインストールが開始。
↑インストールが完了。インストールに使用したDVDまたはUSBスティックメモリを取り出して、「Restart Now」ボタンをクリック。
インストール後「PearlDE-FX」セッションにログイン
インストール後、表示の状況を確認し、システムをアップデートして最新の状態にします。
↑インストールしたPeal Linux OS 4.0が開始。「Parl Linux」が選択されている状態で、エンターキーを押す。そのままでも約10秒後に自動的に起動。
↑ログイン画面。右上の日時を表すフィールドに文字化けがあります。
↑セッションの選択ができます。デフォルトは「PearlDE-FX」、そのまま。
↑言語の選択ができます。現デフォルトは「English-USA」、そのまま。パスワードを入れてログイン。
↑ログインした状態。上部の日時のフィールドに文字化けがあります。システムのアップデートを行うため、下部のドックから「Xfce Terminal」を選択(クリック)。
↑ターミナルウインドウに(Do-you-linux!?を参照ください)ここに書いてある通りのコマンドを(赤線を引いた箇所を改行しないで)入力しEnter、続いてパスワードを入力しEnter。処理が終了したら、ターミナルウインドウを閉じる。
インストールとログイン後の基本的な処理は以上になります。現在、手元に本物のmac OSマシンはありませんので、どこまでmac OSに似ているかは判断できません。しかし、Web上の情報ではかなり似ているようです。
長くなりましたので、文字化け解消、日本語表示、日本語入力の方法は別の記事にします。
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インストールされているFlash Playerのバージョンを調べる
ubuntu 17.04にFlash Playerをインストール
+ cp libflashlayer.so
Lubuntu 14.04 リモートデスクトップ構築の備忘録
$ sudo apt-get install git
$ git clone --depth 1 -b v3.10 https://github.com/scarygliders/X11RDP-o-Matic.git
$ cd X11RDP-o-Matic
$ sudo ./X11rdp-o-matic.sh --justdoit
fcitx-mozcはRDTで機能しなかったので、ibus-mozc をインストール
$ sudo apt-get install ibus-mozc
キーボード・インプットメソッド
インプットメソッドの選択 の右側の下向き▼
日本語 右向き三角 から Mozc を選択
RemoteDesktopからログインすると、キーボードの配列が英文キー
(http://xrdp.vmeta.jp/キー配列について を参照)
Windows側で以下のレジストリキーを確認
HKEY_CURRENT_USER
Keyboard Layout
Preload
1 - 00000411
2 - e0010411
3 - e0200411
例えば、レジストリが上のようになっていた場合は、以下の3つのファイルが必要
/etc/xrdp/km-0411.ini
/etc/xrdp/km-e0010411.ini
/etc/xrdp/km-e0200411.ini
$ cd /etc/xrdp
$ cd /tmp
$ wget http://w.vmeta.jp/temp/km-0411.ini
$ sudo cp /tmp/km-0411.ini .
$ sudo cp km-0411.ini km-e0200411.ini
$ sudo cp km-0411.ini km-e0010411.ini
$ sudo /etc/init.d/xrdp restart
マウスカーソルは、標準の矢印
GUIでログアウトができる
問題点:
リモート端末で日本語が入力できない